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シックハウス対策
●改正建築基準法に基づくシックハウス対策の概要
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【由来】
1979年にデンマークの学者P・O・ファンガーらが、ビルに勤めている人々に健康障害が多いことに注目して疫学調査し
た結果、1)化学物質を含む建材・内装材の多用、2) 機密性が高い、3) 自然換気が不足した人口換気・空調設備、4)
当該ビルに健康障害が多く発生する、という事実が明らかになった。
この「室内空気質と健康障害」の研究報告をもとに提唱されたのが、「シックビルディング症候群」という言葉です。ビル
勤めの人々に、ビルに起因する職場の「労働環境問題」として関心を集め、1980年代には米国で患者が多発して社会
問題となりました。
わが国では1993年に、歯科医師である上原氏(シックハウスを考える会代表)が新築された自宅兼診療所に入居して、
目の刺激症状、イライラ、集中力の低下など原因不明の症状を体験し、この原因の追求と解決に取り組みましたが、
一般の人々の「住宅健康問題」としての認識から「シックハウス症候群」という言葉を提唱したのが始まりです。
定義 : 室内空気汚染による健康障害である
室内空気汚染物質と発生源
1.ホルムアルデヒド・揮発性有機化合物
(1)住宅建築関連物質(木材、合板、内装材、接着剤、防腐剤、防蟻剤)
(2)生活空間内関連物質(家具、調度品、生活用品、職業性化学物質、業務用事務機器)
2.粒状物質
(1)生物学因子(真菌、ダニ類、細菌、花粉、ペット)
(2)ハウスダスト、タバコの煙、アスベスト
3.その他ガス成分
(1)物質の燃焼時(一酸化炭素、二酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物)
(2)生活起因物質(メタノール、オゾン)
4.換気用吸気口からの外部空気汚染物質の流入
5.環境放射線
ラドン(土、コンクリート)
3物質 : ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン
3薬剤 :可塑剤(フタル酸系、塩化ビニル)
木材保存剤(有機リン系 ピレスロイド)
防蟻剤、シロアリ駆除剤(有機リン系)
(1) 高気密(設計)
(2)自然換気不足(設計 住まい方)
(3)化学物質の多用(設計 住まい方)
1999年度に「シックハウスを考える会」が実施した医学調査から
◆性別
男子3名(13%) 女子20名(87%)と圧倒的に女子に多い
この女性に多いというデータは、米国でも同じ傾向にある。女性・主婦は家の中にいる滞在時間が長い、女性は環境
や化学物質に弱いからなどの理由が考えられるが、はっきりしたことは解っていない。居住時間が長いということでは、
子供や老人も同じです。
◆年齢分布
0〜9歳:1名 10〜19歳:1名 20〜29歳:5名 30〜39歳:11名 40〜49歳:4名 50〜59歳:1名と30歳代が最も多
い。
* 30歳〜40歳代の女性に多いという傾向も世界的に共通しているといわれている。
しかし、子供、老人、病人は、環境の影響を受けやすいので、シックハウス症候群は幅広い年齢層に見られると考える
のが妥当と考えられている。
(1)粘膜刺激症状(眼・鼻・喉)
(2)皮膚症状
(3)頭痛
(4)倦怠疲労感

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